クレジットカードの国際ブランドのおすすめと選び方

今や世界中で当たり前のように使えるクレジットカード。日本国内でもチェーン店など大手ショップならたいてい使えます。

日本クレジット協会の発表データによると、日本で発行されいるクレジットカード枚数は2億6000万枚以上。一人あたり平均2枚所有しているのが現状です。

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とはいえ未だ1枚もクレジットカードを持っていない人もいます。現金主義、持つのは不安、などが大きな理由のようです。ただすでに持ってる人も、お店で勧められてわけもわからずなんとなく作ってしまった人も多いでしょう。

もしそうなら、クレジットカードに記載されているVISAやJCBなどが何を意味しているのかわからないのではないでしょうか。

そこでこれからクレジットカードを作る人向けに、国際ブランドのおすすめと選び方を解説。

国際ブランドの特徴や1枚目に選びたい国際ブランド、クレジットカードのグレードや系統についてまとめました。

おすすめ国際ブランドは?クレジットカードの選び方

まずクレジットカードの国際ブランドには次のようなものがあります。

  1. VISA(ビザ)
  2. MasterCard(マスターカード)
  3. JCB(ジェーシービー)
  4. AMERICAN EXPRESS(アメリカンエキスプレス/アメックス)
  5. DINERS CLUB(ダイナースクラブ)
  6. 銀聯(ぎんれん)

それぞれの国際ブランドを簡単に解説していきます。

1.VISA(ビザ)

世界シェアトップの国際ブランド。それだけに使える加盟店も多く、世界中どこへいっても使える利便性・安心感はトップクラスです。最初の1枚に最適。

2.MasterCard(マスターカード)

世界シェア2位の国際ブランド。特徴的な特典が多く、海外ではキャッシングカードとしても使いやすいブランドです。

3.JCB(ジェーシービー)

日本のブランドだけあって、日本での利便性が高く特典も多め。海外では日本人がよく行く観光地に強く、日本語対応してくれる窓口が用意されているところもあります。

4.AMERICAN EXPRESS(アメリカンエキスプレス/アメックス)

ステータス性が高い国際ブランド。マイルポイント付与など海外旅行や買い物での特典が特に充実しています。

5.DINERS CLUB(ダイナースクラブ)

加盟店は高級店がメインだけあって、入会審査が厳し目な国際ブランド。その分使える加盟店も少なめですが、高いステータスとそれに見合う豊富な特典が魅力です。

6.銀聯(ぎんれん)

中国発の国際ブランドで、中国での加盟店が多くキャッシュカードとしても使えます。中国国内で特に普及していて、出張などで中国へ行くときに持っておくと便利です。

 

1枚目に選びたい国際ブランドは?

以上6つの国際ブランドがあるわけですが、日本で実際にクレジットカードを作るとき、ほぼ「VISA/MasterCard/JCB/アメックス」の4つから選ぶことになります。

そしてすでに上の紹介文で触れていますが、1枚目に最適な国際ブランドは「VISA」です。シェアが大きく日本国内でもほぼ使えます。それ以外の国際ブランドは2枚目以降に選ぶようにするのがおすすめ。

 

クレジットカードのグレード

国際ブランドが決まったら次はグレード選び。クレジットカードのクレードは主に3つあります。

  1. 一般カード
  2. ゴールドカード
  3. プラチナ・ブラックカード

といっても1枚目なら一般カードがおすすめ、というかそれ以上のグレードを選べないものが多いです。

日常的に使うだけなら一般カードで十分。年会費も無料なものが多く、18歳以上なら比較的簡単に作れます。ゴールドカードは年会費が1~2万円くらいかかってきますし、入会条件があるものがほとんど。中にはイオンゴールドカードのように年会費無料のものもありますが、完全招待制となっています。

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プラチナ・ブラックカードはおおむね年会費2万円以上で審査も厳しくなっています。クレジットカード会社から招待されないと入会できないものも。所有者への信用が高ければその所有者の紹介で作成できることもあるようですが、当然紹介される側も年収などお金の成績表がよくないとムリです。

 

クレジットカードの系統

国際ブランド、グレードの次は系統について。

自分がよく使うサービス・会社が提携しているクレジットカードを選べば、ポイントや割引特典を最大限に得られます。そこでクレジットカードの系統を知っておきましょう。

系統は主に次の8つ。

  1. 流通系
    ⇒スーパーや量販店で利用時に割引など
  2. 交通系
    ⇒JRなどの交通機関でポイントが付くなど
  3. 航空系
    ⇒マイルが効率的に貯められる
  4. 銀行系
    ⇒ATM時間外手数料無料やキャッシュカード一体型などあり
  5. 石油系
    ⇒ガソリン給油で割引やポイント付与など
  6. クルマ系
    ⇒高速道路割引、ロードサービスなど
  7. 信販系
    ⇒ローンや分割払いに強い
  8. その他
    ⇒各会社独自のサービスあり

自分が普段よく使うお店やサービスを一度確認し、それに沿って選びましょう。

また最後の「その他」系統にはヤフーカード、楽天カードなどネットショッピングの自社サイトで大幅な特典を付けているクレジットカードが多いです。それらはTポイント、楽天ポイントなど共通ポイントに対応しているので、共通ポイントサービスで選ぶのもおすすめ。

 

まとめ

クレジットカードの国際ブランドの種類や特徴・選び方や、グレード、系統について紹介しました。

おすすめ国際ブランドはVISA、次にJCB/MasterCard/アメックスです。

そしてすでにクレジットカードを使っている人も、一度自分の利用状況をチェックして特典が多くもらえるカードを作れば、もっと便利に使えます。

 

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