クレジットカードは年齢が若すぎても作りにくいんですが、仕事を引退して収入が減ってしまう高齢者でも不利になりがち。
最近は年金受給者にも作りやすいクレジットカードも登場していますが、数は少ないのが現状です。
ただインターネットが普及してネット通販が当たり前になり、スマートフォンでいつでもどこでも通販できるようになりました。そして、ネット通販の決済手段にカード払いが多いこともあり、持ってないと不便に感じるシチュエーションが増えているのは間違いないでしょう。
そこで、クレジットカードを持ってない・作れない人に最適なのがデビットカード。
目次
デビットカードの特徴
カードを発行している銀行に口座があれば作成できます。そのため、親や祖父母などの高齢者でも作りやすいカードです。
銀行の預金残高の範囲内での利用となるので、残高が足りなければ購入できず使いすぎることがありません。
ひと昔前まではVISAなど国際ブランド非対応のもの(Jデビット)が主流でしたが、ここ最近変わってきました。
VISAなどに対応したものを「ブランドデビット」といい、テレビCMでもよく見かけるので、持ってなくても存在だけ知ってる人も多いのでは?
VISAやJCBなど国際ブランドの決済機能を使ったデビットカードのこと。ブランド加盟店なら世界中で24時間いつでも使えます。
このブランドでビットならネット通販の決済にも使えるため、クレジットカードが持てない人でも気軽にネット通販できるようになります。
つづいて、数あるデビットカードの中から高齢者にもおすすめな3枚をピックアップ。それぞれの特徴を紹介していきます。
高齢者でも作りやすいデビットカードのおすすめ3選
高齢者向けおすすめデビットカードは次の3枚。
- りそなVisaデビットカード(JMB)
- ソニーバンク・ウォレット
- 楽天銀行デビットカード(JCB)
それぞれの特徴を解説していきます。
1.りそなVisaデビットカード(JMB)
発行 | りそな銀行 |
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ブランド | VISA |
年会費 | 初年度無料 2年目以降1080円 |
マイル還元率 | 0.5% |
問い合わせ先 | 0120-36-3689 |
りそな銀行発行のデビットカードで、200円支払うごとに1マイルポイントがもらえます。年会費は初年度のみ無料ですが、2年目からはその年に1回以上使えば500マイルポイントもらえます。
りそなVisaデビットカード(JMB)発行が目的でりそな銀行口座を開設するなら、パッケージになっている「JALスマート口座(インターネット専用口座)」も選べます。こちらはJALの割引サービスも受けられるのでさらにお得感アップするのでおすすめです。
2.ソニーバンク・ウォレット
発行 | ソニー銀行 |
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ブランド | VISA |
年会費 | 無料 |
キャッシュバック率 | 0.5~2.0% |
問い合わせ先 | 0120-365-723 |
特典狙いなら「ソニーバンクウォレット」がおすすめ。国内のVISA加盟店で決済利用すると支払額の0.5~2.0%毎月キャッシュバックされます。
預入れはセブン銀行やイオン銀行ATMで可能。引き出し手数料が24時間無料なのも魅力。
3.楽天銀行デビットカード(JCB)
発行 | 楽天銀行 |
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ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
問い合わせ先 | 0120-691-021 |
JCB加盟店をよく利用する人は、JCBブランドの「楽天銀行デビットカード(JCB)」がおすすめ。
年会費無料で、100円利用ごとに楽天スーパーポイント1p還元は普通のクレジットーカードレベルの高還元率。楽天スーパーポイントは楽天市場などグループサービスだけでなく、全国のさまざまなお店で使える使い勝手の良いポイントサービス。ポイント貯めたい派に最適なデビットカードです。
まとめ
高齢者でも手軽に作成できるデビットカードを3枚紹介しました。
- JALマイルを貯めたい人は「りそなVisaデビットカード」
- コンビニ利用が多くATMを良く使うなら「ソニーバンク・ウォレット」
- ポイント活用派は「楽天銀行デビットカード(JCB)」
がおすすめです。
Jデビットは2018年4月から「キャッシュアウト」に対応します。これはJデビット対応キャッシュカードがあれば、お店のレジでも現金を引き出せる仕組み。ATMがない過疎地でもお店が対応していればお金を引き出せることになります(さすがに限度はあるでしょうけど)。
もしこれがブランドデビットにも対応すれば使い勝手がさらにアップしますね。
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