キャッシュレス化社会の実態 クレジットカードや電子マネーの利用額や頻度は?

昔に比べてクレジットカードの種類はかなり増えました。またデビットカードや電子マネーといったキャッシュレスで買い物できる仕組みが普及している現在、現金を持ち歩かなくても問題ない時代になってきています。

そんな中、クレジットカードブランドJCBがキャッシュレス化に対する実態調査を実施し、その結果を発表しました。

そこで、そのデータからどんな支払い方法をつかっているのか、についてまとめました。

 

キャッシュレス化社会の実態は?

キャッシュレス化・現金離れしていると思っている割合(男女&年代別)

質問の回答で「非常に当てはまる」「やや当てはまる」と答えた人の割合を合計しています。

年代男性女性
20代33.0%25.0%
30代48.0%36.0%
40代38.0%37.0%
50代45.0%30.0%
60代48.0%42.0%

年代によってばらつきがあるものの、男性は30代、60代で約半数がキャッシュレス化している、と答えています。下でとりあげますが、クレジットカードの割合が多く、続いて電子マネーとなっています。ただ、最近はプリペイドカード利用率も急上昇しているようです。

女性は男性ほどではないにしても、おおむね3人に1人はキャッシュレス化していると思っているようです。スマホシェアで圧倒的1位のiPhoneも最新モデルで電子マネーに対応してますし、特に女性人気が高いiPhoneで利用者が増えればさらにキャッシュレス化が進みそうです。

キャッシュレスの支払い方法

キャッシュレス化している、と回答した人がどんな支払い方法をしているか?について。

年代プリペイド式
(事前払い)
ポストペイ式
(後払い)
20代65.5%34.5%
30代67.9%32.1%
40代57.3%42.7%
50代66.7%33.3%
60代55.6%44.4%

デビットカードやプリペイドカードのように前払い式の決済手段を使っている人が半分以上となっています。クレジットカードのような後払い式のほうが少ない結果に。

キャッシュ以外の支払い方法では未だクレジットカードが一番多いんですが、回答者の答えは前払い式をよく使っている、と。矛盾が発生してますね(汗)。比較的新しい電子マネーやプリペイドカード払いではなく、昔から使っているクレジットカードはキャッシュレスのイメージじゃないと感じているのかもしれません。

月一以上使う支払手段の割合ランキング

  1. 66.5% クレジットカード
  2. 48.4% 電子マネー
  3. 18.4% プリペイドカード
  4. 16.2% キャリア決済(スマホ代と一緒に支払う形式)
  5. 6.0% デビットカード

1位はクレジットカード。電子マネーの利用者が約半分と迫ってきていますが、まだまだ決済手段としてはトップを維持しそうですね。

一ヶ月あたりの決済手段の利用頻度と平均利用額

利用回数平均金額
スマホ/携帯8.8回2835円
電子マネー8.4回2804円
クレジットカード6.3回9373円
デビットカード5.8回4449円
プリペイドカード2.9回2087円
キャリア決済1.8回3760円

日本では早くから対応していたおサイフケータイ対応端末で支払う人が多いですね。続いて電子マネーが2位。ただし、前払い式でチャージが必要なことから利用金額は低めです。コンビニなど小額決済でよく使われるようです。

それに対してクレジットカードは金額が大きめ。高額商品購入時に使う人が多い傾向です。

 

まとめ

性別や年代によってキャッシュレス化の実態にかなり差があるようです。

以前クレジットカードが一番利用される決済方法ですが、電子マネーやプリペイドカードの伸び率からすると、いずれ逆転されるかもしれませんね。

 

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