イオンカードセレクトとWAON一体型の違いは?どっちを選ぶべき?

カードひとつがあれば多額の現金を持ち歩く必要がなく、日常のショッピングなどで気軽に使えるのがクレジットカードの便利なところです。

こうしたクレジットカードを取り扱っているカード会社・信販会社はいくつもありますが、食品や生活雑貨などの買い物が多めの人にとって特にメリットが大きいのがイオンカードです。

そこで、イオンカードの特徴と、申し込み時に選べる種類の中でも特に違いがわかりにくい

  • 「イオンカードセレクト」
  • 「イオンカード(WAON一体型)」

の機能や特典を比較。

契約前にどっちがいいのか悩んでいる人も多いと思うので、参考にしていただければ。

イオンのクレジットカードについて

名前のとおり大手流通チェーンのイオングループの一角を占めるイオンクレジットサービスが発行しているもので、当然ですが全国各地にあるイオンのショッピングモールの店舗とも提携しています。

イオンカードの特典

特典ですが、毎月20日と30日のお客さま感謝デーにイオンで買い物をした場合、特別にその代金が5パーセントオフになるほか、カードの利用金額に応じてときめきポイントが貯まり、そのポイント数に応じてさまざまな商品と交換することができます。ポイントに関してはメンバー会員専用のショッピングサイト上でインターネットを経由して買い物をした場合には、最大で21倍付与の特典もプラスされています。ほかにも特定の旅行サイトを通じてパッケージツアーの申し込みなどをした場合に割引が受けられるといった、いくつもの特典があるところが人気を集めています。

このようなイオンカードには目的に合わせた種類があらかじめ用意されており、公式サイトによると現在55種類もラインナップされています。それらの中で一番オーソドックスなのはイオンカードセレクトと呼ばれるメニューですが、そのほかにもWAON一体型などの種類があり、それぞれ内容が微妙に異なります。

これらのカードをパソコンなどを使ってインターネットからオンラインで申し込んだ場合には、最短30分の審査で結果がわかるため、申し込みをした当日にもイオンの店舗で受け取りができ、しかもその日からクレジット決済が可能です。

このようにスピードと便利さが特徴のクレジットカードなので、申し込み後にあっちにしておけばよかった!なんて後悔することのないよう、どれを選択するのか間違えないようにしたいですね。

 

そこでここではラインナップの中でメインとも言える2枚、「イオンカードセレクト」「イオンカード(WAON一体型)」をピックアップしその違いを紹介していきます。

イオンカードセレクトの特徴

イオンカードセレクトはたくさんある種類のなかでも一番人気のカードですが、端的にいえば

  1. クレジットカード
  2. イオン銀行のキャッシュカード
  3. 電子マネーWAON

の3機能のすべてがセットになったものです。

このカードには国際ブランドを選んで付与することができるほか、高速道路料金の自動決済のためのETCカードなどのサービスも追加することが可能です。カード盗難時の保険も無料で付帯されていますので、万が一のことがあった場合でも安心というのがメリットになっています。クレジットカードにありがちな年会費の負担についても、イオンカードセレクトならば無料です。

このカードはイオン銀行のキャッシュカードも兼ねていますが、クレジット機能がない単独のキャッシュカードとは違い、普通預金の金利の優遇も適用されますので、貯蓄性があるという意味でも使いどころがありますし、ほかにも電話や上水道、ガスなどの公共料金の支払いを口座振替にしたり、会社の給与を自動振込にするといった用途でも活用できます。

 

イオンカード(WAON一体型)の特徴

一方のイオンカードのWAON一体型ですが、見た目はほぼ一緒。デザイン的な違いはカード左下に「イオン銀行」・下中央の「キャッシュカードのご利用▶」表記のあるなし、所有者のローマ字名の位置くらいです。

機能的には次の2つのみ。

  1. クレジットカード
  2. 電子マネーWAON

クレジットカードに電子マネーWAON機能だけが付随したカードとなっています。したがってセレクトよりも機能的が限定されており、すでに手持ちの銀行口座がある人に向いているカードといえます。

WAON一体型の場合はイオン銀行のキャッシュカードとしての機能はありませんので、逆にいえば店舗でクレジットカード決済を選択し、その代金を後日支払う場合には、イオン銀行以外の他の金融機関を指定して、そこに開設されている口座から自動引き落としにすることも可能です。

ほかにもクレジットカードの機能では原則毎月10日が締め日となり、翌月の2日に自動で引き落とされるところや、無料の保険が付いているところなどは、両者とも特に違いがあるわけではありません。

 

イオンカードセレクトがWAON一体型よりおトクな部分

セレクトの項目で紹介した「イオン銀行の金利アップ」のほか、電子マネーのWAONチャージをした場合にもおトクなポイントあり。

「WAON一体型」はポイント還元の特典がないのに対して、「イオンカードセレクト」のほうでは0.5パーセントのポイント還元があり、税込みで200円ごとに1WAONポイントが付与される特典があるのがメリットといえます。

オートチャージができる金額の上限についても違いがあり、イオンカードセレクトが49000円までとなっているのに対して、WAON一体型では29000円までにとどまっています。

 

どちらを選ぶべき?

こうしたことからポイントなどの特典までを含めて総合的に考えた場合には、やはりイオンカードセレクトのほうが申し込みをするメリットは大きいといえます。

それでもWAON一体型のほうを選択するケースとしては、日常的に利用するメインバンクがすでに決まっていて、イオン銀行の口座を新規開設する必要がなかったり、逆に多くの銀行に口座を開設すると煩雑になり管理がしにくいといった場合が該当します。

なお両方ともに家族カードの制度があり、本人と同じ機能を持っているカードを3枚まで追加発行することができます。この場合も年会費は無料なほか、家族でポイントをまとめることも可能ですので、家族利用を考慮に入れて選択をするのも適切な方法です。

まとめ

イオンで作成できるクレジットカードの中でも特に人気の2種「イオンカードセレクト」と「イオンカード(WAON一体型)」の違いを紹介しました。

違いで注目したいのはWAONポイント還元率と使い勝手ですね。WAONポイントを使いまくってるような人はセレクトを選んだほうがチャージ上限額が多いですし、ポイント還元も魅力。

ちなみに私は使い慣れた口座(給与振込口座)から引き落としにしたかったので「WAON一体型」をチョイスしました。毎月の引き落とし分をイオン銀行口座に入れておくのが面倒だったので・・・。ただ私はメインカードが別にあるのでこれでも問題なし。

でもこれからイオンカードをメインで使っていくなら、イオン銀行で口座開設してでもセレクトをチョイスしたほうがいいです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。