ニュースサイト ITmedia さんが紹介してたんですが、ルクセンブルグのイベントでカード情報が書かれていないクレジットカードが出品されていたようです。
情報元⇒https://www.youtube.com/watch?v=WZHDgWCj8Oc
クレジットカードそのものにカード番号やセキュリティコードなど書かれてないなら、盗まれても悪用されにくいでしょうね。
悪用恐れて現金主義になってる人にとって朗報かもしれません。
リンク先動画によると、クレジットカードにディスプレイが搭載されてます。なんか分厚くなりそうな気しますが、今は紙みたいな薄いディスプレイもありますし問題ないようです。動画では普通のカードサイズで厚みも同じような感じです。
そして、肝心のクレジットカード情報は繋げたスマートフォン側に表示される仕組み。
これのおかげでクレジットカードを失くしても情報がわからないことになります。
スマホとの接続部分がどうにかされると結局わかってしまいますが、そこは対策してるはず。この仕組みなら、スマホかクレジットカードのどっちかさえあれば悪用されにくくていいですね。
アップルペイやアンドロイドペイなど今やスマホは財布代わりになってる時代ですし、クレジットカード情報もスマホで、のほうがいいかもしれません。
次世代なクレジットカードの1枚あたりのコストはどれくらい?
けっこうコスト高そうに思えるディスプレイ付きクレジットカード。
コスト情報は書かれていなかったので、ただの予想で進めていきます。
日本では現在2億枚以上発行されているクレジットカード。これらがディスプレイ付きに切り替わるとしたら1枚あたりどれくらいのコストがかかるのか。
まず、現行クレジットカードのコストを検索してみたら、個人ブログにかかれていた情報ですが
- 磁気カード 70円くらい
- 情報入ってる磁気カード 100円くらい
- ICカード 300~500円ほど
とありました。
結構高いんですね。うまい棒くらいの価格だと思ってました。
となると、ディスプレイ付きはもっとコストかかりそうです。
カード搭載用なので、たぶん1mm以下にもできる有機ELディスプレイになると思いますが、5インチスマホ用有機ELディスプレイが2016年初期で1枚1600円くらいのようです。
大量生産で今はもう少し安くなってると思うので1500円と仮定。
クレジットカードはだいたい4インチちょっと届かないくらいのサイズ。上の動画からディスプレイサイズは大雑把に8分の1くらいだとしたら
1500×4/5×1/8=150円
あれ?案外安い?
クレジットカードのコスト含めても300円かからなさそう。
まあものすごく薄い有機ELディスプレイの場合、もっとコスト高そうですけどね。
実用化はいつになる?
今回イベントに出品した会社では、すでにMastercardを組んでテスト実施中らしい。そしてすでに実地テストは決定しているとのこと。
順調に進めば早くて2017年内に、遅くとも2018年にはスタートしそうですね。
日本でも興味を示している企業があるので、ひょっとしたら2、3年後には登場しているかもしれません。これはけっこう楽しみ。
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